Después de la de las siete en la borracho

anomaly solid walls

実録・笑う合い言葉

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『笑う警官』半地下のレンガ壁のバーに、バーボンのボトルがぼけみで並び、葉巻は煙を燻らせ、物憂い顔してサックスを吹く警官・・・。笑うしかないだろうに笑えもしない。春樹御大のスケールがでかすぎて見えてないのだろうか・・・。/『あなたと私の合言葉 さようなら、今日は』市川崑渾身のスクリューボールコメディということだけど巧妙に組み立てられているはずのその頃の「現在」感を出すための感情を殺し気味なスピーディーなやりとりに乗れない。新旧の価値観の対比がテーマになっているけども今観ると骨に身がついてない印象だった。/『実録・私設銀座警察』FLナパーム氏に呼び出された流れで家族が租界しているNKさん宅になだれ込み深夜の安藤昇ナイトに紛れ込む。昭和21年終戦直後、脱走兵として帰還した渡会を待っていたのは、米兵相手のパンスケと化し無表情に股を開く女房の姿だった。床の脇には黒人兵との間にできた赤ん坊が泣いている。激情した渡会は、赤ん坊をドブに放り投げ、女房を殴り殺す。そんなファーストシーンから始まる映画が尋常なはずがない。転がり込んだ愚連隊のアジトであっという間にシャブ漬けの鉄砲玉に仕立て上げられ、終始転がり落ち続ける渡会を演じているのは若き日の渡瀬恒彦である。過剰な暴力に彩られる本作が“安藤昇もの”として未だにカルトファンが絶えない理由は、何もその過剰な描写だけではなく“愚連隊/やくざ映画”としての完成度も同年の『仁義なき戦い』に引けをとらない展開の妙をもってして一切飽きさせない。観るのは二度目だが二度とも状態の悪いVHSソースなので是非ともリマスター版が観てみたいが、過激過ぎるが故にそれは無理というものか・・・。

Written by sf

March 29th, 2011 at 8:38 am

Posted in Cinema

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