ヤギと祈りと北京と壁と
『ヤギと男と男と壁と』千原ジュニアに邦題タイトルをつけてもらったという配給の采配はあたったのかどうか・・・。原案『実録・アメリカ超能力部隊』は翻訳前から話題に上がっていて気になっていた一本。脚本ピーター・ストローハンは、D.フィンチャーと組んで『セカンドライフを読む』も映画化しているらしく、「実録」ものをエンタメに仕上げるのが旨いらしい。Boston “More than feeling”のエンディングがこんなさわやかに響く話もいいもんだ。/『父の祈りを』(1993)(In the Name of The Father)ピート・ポスルスウェイト追悼。賛辞として「味」があるというのはこういう人の為にあるんだろう。/『北京の自転車』ジャ・ジャンクーと共に第六世代として伝えられるワン・シャオシュアイ監督ですが、日本で公開される機会が少なくやっと観ることになる。北京版『自転車泥棒』とも、青春残酷物語ともいえようが、丁寧さとまっすぐさがひたひたと伝わる。ATG期の良作を思わせるからといって古風なわけではない。